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今回のチャレンジは高柴デコ屋敷の人形作りの歴史・文化にふれあえる「デコ散歩」「絵付け」体験!!

高柴デコ屋敷で「デコ散歩」「絵付け」体験

郡山市西田町にある高柴デコ屋敷。江戸時代より和紙を使った張子の人形(でこ)を作っており、
三春駒や三春張子人形の発祥の地として有名です。
工人の住む集落としてかつては三春藩に保護され、
現在も4軒のお屋敷で伝統が受け継がれております。
今回は、その「高柴デコ屋敷」の人形作りの歴史・文化に接しながら、
若手当主達が持ち回りでデコ屋敷を案内してくれる「デコ散歩」と「絵付け体験」をしてきました。

まずは「デコ散歩」に出発!
基本のコース(約2 時間)がありますが、
要望があれば短いコース・長めのコースで周ることも可能です。
三春駅からスタートしてデコ屋敷を周りたいという要望もあるとか。
今回は基本のコースで案内していただきました!

デコ屋敷マップ

本家大黒屋

こちらではデコ屋敷のアイドル「みよしおばあちゃん」に逢いに行きましょう!
今も現役で絵付けをしている、みよしおばあちゃんは御年なんと96 歳。
普段はおしゃべりだというみよしおばあちゃんでしたが、
この日は取材ということで少し緊張された様子。
「今日は目が良く見える日で、縫い物をする時、針に糸がスッと通せたの。」と
今日は絵付けもしやすいと嬉しそうにお話をしてくださいました。
長寿のみよしおばあちゃんが絵付けした張子は、縁起物とゆうことで遠方からもお目当てに買いに来るお客さんも多いそうです。

  • 大黒屋
  • みよしおばあちゃん
  • デコ

おいち茶屋

デコ屋敷内のお蕎麦屋さんですが、甘味物も味わえ、お土産品も購入できます。
お店の入口には、大きなソフトクリームのディスプレイが。近寄ってみると「ダッタンソフトクリーム」の文字が。
まだまだデコ散歩前半ですが、少々歩き疲れたので甘いものを食べたくなり…、購入!
「ダッタンそば」の実を混ぜ込んで作ったソフトクリームは、蕎麦の風味が感じられてとても香ばしく、上からトッピングされた蕎麦の実の粒々の食感も楽しめます。

なんと、こちらには95 歳まで長生きをした「おいちおばあちゃん」がいらっしゃったそうです。
その「おいちおばあちゃん」ですが、あの志村けん氏の「だいじょぶだぁ」のギャグのきっかけを作った方だとか。
なんでも、デコ屋敷に撮影で訪れた志村氏がお団子を食べに立ち寄った際、「お代はいらないよ!だいじょぶだぁ!!」と言ったところ、それを聞いた志村氏が気に入ってギャグにしたそうです。

おいち茶屋

続いて
「高柴ひょっとこ踊り」の連長さんでひょっとこ踊りの名人がいるという「橋本広司民芸店」へ。
その踊りを見せてもらえるということでワクワクしながら向かいます。

橋本広司民芸店

縁側には乾燥中の張子が並べられている店内へ。
絵付け中の広司さんは一見物静かな雰囲気の方で、
とてもひょっとこ踊りをする感じには見受けらません。

橋本広司民芸店

きっと他の方が踊るのだろうなと思った矢先、
おもむろにひょっとこのお面をつけたと思うと、一瞬にして別人に早変わり!!
俊敏な動きで力強く、大きく口を開け閉めしながら踊る様がとても迫力があり鳥肌が立ちました。
おかめのお面をつけての踊りも披露してくださいましたよ。
こちらはゆったりした女性らしい仕草の踊りで、とても同じ人が踊っているとは思えません。

  • ひょっとこ
  • おかめ

隣接する場所に「高柴デコ屋敷資料館」があり福島県重要民俗文化財になった貴重な木型を間近に見ることができます。

  • 福島県重要民俗文化財
  • 福島県重要民俗文化財
  • 福島県重要民俗文化財

昔、このような木型は日常的で、地域住民たちは重要なものだと認識していなかったのですが、陶芸家バーナード・リーチ氏と濱田庄司氏が歴史的価値を見い出し、資料館を作り保存するようになったそうです。

春の天神夫婦桜
▲春の天神夫婦桜

天神夫婦桜
福島桜の名所百選に選ばれている桜です。
桜の根本には天神様が祀られていて、木陰を歩くと女性の願いが一つ叶ういわれがあるそうです。
毎年桜の季節になると、アマチュアカメラマンが多く訪れるスポットで、早朝カメラマン達の姿を見つけるとひょっとこ姿の広司さんが出没し、桜の下で踊りを披露するそうです!!(桜の季節にまた行きたい!)

本家恵比寿屋

こちらでお面をしげしげと眺めていると、興味深い話を耳にしました。
「デコ屋敷の狐のお面は人気漫画家の鳥山明氏に通じている」そうなんです。
つまり、こういうことです。
漫画家つげ義春氏が以前デコ屋敷に訪れた際、狐のお面を購入して行ったそうです。
そして狐のお面をつけた人物を登場させたのが、知る人ぞ知る名作『ねじ式』。
つげ氏をリスペクトしている鳥山氏は、ご自身の作品にも狐のお面をつけたキャラクターを登場させたのだそうです。

本家恵比寿屋

彦治民芸店

デコ散歩の最後を飾るのが「彦治民芸店」。
三春駒を作っているのはここ1軒だけだそうで、大小さまざまな三春駒が出迎えてくれました。
黒と白の三春駒がありますが、それぞれ意味合いがあります。
黒は子どもの成長祈願、白は長生きのお守り、安産祈願などのお守りとされているそうです。
日本で初めての年賀切手に採用されたのもこちらの三春駒なのです!
「彦治民芸店」では三春駒の作成風景を外から見ることが出来ます。

  • 彦治民芸店
  • 三春駒

職人のみなさんは手を休めてお話をしてくださり、どの話も身を乗り出してしまうほど興味深いものばかり。
デコ屋敷と高柴地区の歴史と文化を、身近に感じながら張子職人の方々と触れ合うことができ、約2 時間のコースでしたが、あっという間に感じる見ごたえのあるコースでした。お土産にお手製のしおりもいただけて大満足です。

しおり

絵付け体験

楽しかったデコ散歩が終わり続いて、大黒屋古民家さんで絵付け体験に挑戦しました。
絵付け体験ができるのは、三春駒、お面、豆だるま、十二支があり、中でも人気なのが十二支の絵付けということなので、「鼠」の絵付けに挑戦!
職人の方々が使用する塗料は温めないと使えないものがあり、とても扱いが大変だとか。
そのため、体験では手軽な水彩絵の具で絵付けをします。

  • 彦治民芸店
  • 三春駒

「鼠」は米俵の書き方が難しい、と言われ少し悩んでいたら、
「絵付けは自由に、好きなように描いてもらって構いません。とにかく楽しんで描いてください!」
とアドバイスを受け、見本通りではなく自分らしいものができたらいいなと、筆を走らせました!

作業工程

今回の「デコ散歩」と「絵付け体験」を通して張子は一つ一つ職人さんが手間ひまをかけ、愛情を込めてた手作業で作られているからこそ、機械ではとても表現できない手作りの温かさを感じるのだと再確認しました。
三春に伝わる張子の歴史と魅力を身近に感じられる「デコ散歩」「絵付け体験」をぜひ一度体験してみてはいかがですか。

デコ

お問い合わせ先

高柴デコ屋敷観光協会(おいち茶屋内)

場所: 郡山市西田町高柴字舘野169
電話: 024-971-3907
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